OTG給電について

当初OTGケーブルによるUSB機器を使用しながらの本体への充電は不可能かと思われていましたが、可能になる方法(手順)が見つかりました。

(1)OTGケーブルにACアダプタからの電源(USBケーブル経由)とUSB機器を接続します
(2)電源オフの状態でタブレット本体に(1)のOTGケーブルを接続します
(3)電源を入れWindowsを起動します
※Windowsを起動してから(1)のケーブルを接続しても本体への充電はできませんでした。

この状態でOTGケーブルに接続されたUSB機器を使用しながらタブレット本体への充電が可能でした。接続したUSBメモリにアクセスできることを確認しました。
ただし通常の充電とは違い、充電中はWindowsの通知領域内のアイコンは充電状態にはなりません。また同様に電源ボタンの充電マークも点灯しません。

管理人の手持ちのOTGケーブルで確認しました
P2170004s.jpg
上記はすでにモデルチェンジしているようで現在販売されておりませんでした。

イケショップ OTGケーブルL型コネクタ充電用USBコネクタ付き
P2170006s.jpg
上記についてもすでにモデルチェンジしており現在販売されているものは下記となっています。メーカー側でも2013年9月13日付けで製品仕様を一部変更しているようで本体への充電については管理人は確認しておりません。


〔2016.01.12追記〕
2chのスレッドにてOTG給電可能なUSB HUBが紹介されておりました。

【ASUS】VivoTab総合Part31【Note/8/TF/RT/Smart】
88 : [Fn]+[名無しさん]2015/12/25(金) 02:33:53.99 ID:s7Vls+Gn より

内容について要約すると

USBハブのスイッチ(1~3)の内、VivoTabNote8の場合はスイッチ1と2がタブレットへの給電でスイッチ3がUSBハブとなっており、スイッチ1または2でタブレットへの給電している状態からスイッチ3に切り替えることによってUSBハブとタブレットへの給電を両立できるというものです。
その際USB機器のハブへの接続は、スイッチを切り替える前でも後でも可能。また、タブレットへの給電については充電されるだけの電力は賄えないようだが、本体の使用分程度は賄えているようだとの事でした。

該当のスレッドにアップされた画像から判断するに、おそらく下記の商品になるかと思います。


上記はアマゾンへのリンクとなりますが、レビューの中にはM80TAで給電できたとの報告がある一方、R80TAでは給電は上手くいかなかったという報告もありました。
管理人はこのOTG HUBを持っていませんが、前述の管理人手持ちのOTGケーブル(poketgames製やイケショップ製)ではM80TAとR80TAでは同じ挙動でしたので、タブレット若しくはOTG HUBの個体差による結果の違いがあるのかもしれません。

今までの方法では色々な儀式(接続順や電源の入れ方など)が必要でしたが、今回のOTG HUBでは「スイッチを切り替えるだけ」と、手順がとてもシンプルになっているのが特徴です。

Google検索で”acasis micro usb otg hub”と検索すると色々と記事が出てきますので、興味のある方はリンクを辿ってみてください。

〔2016.02.04追記〕
紹介されましたOTG HUBを購入しましたので実際に使用してみました。
使用した機種はM80TA(白)で、ACアダプタとUSBケーブルはASUS純正を使用しました。

otg1.jpg
OTG HUBのスイッチが1、または2の状態です。
・USBハブにはUSBメモリを挿していますが認識されていません
・電源ボタンの充電ランプは赤く点灯しています
・Windows上の電池アイコンも充電状態で表示されています
・アプリでも充電状態を確認済み

otg2.jpg
OTG HUBのスイッチが3の状態です。
・USBハブに挿さっているUSBメモリを認識しています(アクセスも可能)
・電源ボタンの充電ランプは赤く点灯しています
・Windows上の電池アイコンは放電状態(充電してない)で表示されています
・アプリでは放電中と認識されますが放電量(使用量)は「ほぼ0」です
 
負荷がかかると上の画像の様に若干放電されますが、無負荷だと0を表示していますので充電ではなく「給電している状態」であると考えられます。

otg3.jpg
ちなみに、通常の放電中(充電も給電していない状態)では、上記のように大きく放電しています。

この結果からUSBを使用しながらの充電はできないが、タブレットに使用する電力を(ある程度?)供給しつつUSBを使用できると考えられそうです。

  • 最終更新:2016-02-04 16:25:17

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード